新たな挑戦！沢の鶴×ヤンマーの新しい酒米で造る日本酒「NADA88」を試してみた

本記事は純米大吟醸「NADA88」をご紹介をするPR記事となっております

1717年（享保二年）創業の沢の鶴酒造は「米を生かし、米を吟味し、米にこだわる」伝統を守り続けている酒蔵です。

そんな沢の鶴酒造が、ヤンマーと共同開発した新しい酒米で醸した日本酒「NADA88」が話題になっています。新しい酒米「OR2271」は酒米の王様「山田錦」の双璧となる酒米ということですが、一体どんな味わいの日本酒に仕上がっているのでしょうか。

今回は、筆者が「NADA88」を試飲した感想を率直にレビューしていきます。

NADA88を飲んでみたい人、NADA88について知りたい人はぜひご覧ください。

→NADA88公式サイトへ

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「酒米プロジェクト」とは

2016年3月にスタートした「酒米プロジェクト」は、酒造メーカー「沢の鶴」と農業機械メーカー「ヤンマー」が共同で進めている“新しい酒米を作る”というプロジェクトです。

そして2021年秋、目標であった酒米の王様「山田錦」の双璧となる酒米「OR2271」の栽培に成功。「OR2271」は、山田錦に比べて草丈がやや短く、倒れにくいため栽培しやすいという特長があります。また、心白が大きくタンパク質と脂肪が少ないので雑味がでにくく、酒造りに適しています。

この「酒米プロジェクト」6年間の集大成となるのが、新しい酒米「OR2271」で仕込んだ純米大吟醸「NADA88」なのです。

「NADA88（ナダハチジュウハチ）」

純米大吟醸「NADA88」の基本情報をご紹介します。

品名	NADA88（ナダハチジュウハチ）
品目	清酒（純米大吟醸）
内容量	1合（180ml）
小売価格	2,000円（税込み）
醸造元	沢の鶴株式会社
原料	米（日本産）、米麹（日本産米）
精米歩合	47％
日本酒度	-16.0
酸度	1.6
アミノ酸度	1.4
アルコール度数	15.0度

NADA88の味わいマップ

NADA88公式サイトより引用

NADA88は、原料米「OR2271」由来の甘みが活かされ、香りの高いお酒に仕上がっています。

飲み方は、10℃くらいに冷やしていただくのがおすすめ。食材の風味がはっきりしていて、味付けが素材を生かすタイプの料理と相性が良いです。

NADA88を実際に飲んでみた

まずお目見えするのは、ヤンマーのデザイン室がデザインを担当した紙管（しかん）。新しい酒米「OR2271」の倒れない稲の幹部分をグラフィックで表現しています。

その紙管にすっぽりと納まっているのがシルバーのボトル。

ボトルは沢の鶴の未来、農業の進化、テック感を感じさせるシルバーを採用。裏書は紙管にあります。

特殊な塗装がほどこされているようですが、本体はビンのようです。

開栓すると、梨のような吟醸香がほのかに香ります。クリアな香り。

お猪口にそそぐと、うっすら黄色に色づいています。では、いただきます！

透明感のある甘みです。心白が大きく雑味が出にくいお米というのがよくわかります。日本酒度 -16.0。

甘みだけでなくやわらかな旨みもあり、これが酒米「OR2271」の味わいなのかとちょっと感動。山田錦の双璧をなす新しいお米の味わい。

あと口は酸みとキレがあり、すっきりしています。全体的に雑味がなくクリアな味わいの純米大吟醸で、キレイな甘みが印象的。苦みはほとんど感じられません。辛口好みの人にはちょっと甘いかも。

白身魚のお料理やお刺身と合わせてもおいしく頂けそう。自宅でリラックスしながらゆっくりと味わうのも良いですし、華やかな席も似合う純米大吟醸です。ごちそうさまでした。

NADA88はどこで買える？

ではNADA88を買いたい場合、どこで買えばよいでしょうか。代表的なのがこちら。

「NADA88」まとめ

純米大吟醸「NADA88」についてまとめました。

誕生したばかりの新しい酒米も興味があるし、その酒米で造った純米大吟醸も飲んでみたい。そう思ったあなたは、ぜひいつものお酒を買うかわりにこちらのNADA88をぜひ。

NADA88がおすすめな人は、やはり普段から日本酒を飲み慣れている人です。日本酒好きな人ならNADA88の美味しさ、実力が1合だけでもよく解ると思います。

お酒好きな人たちとの話題にもできるし、なによりこれからの活躍が期待される新星酒米の日本酒ならば飲んでみたいですよね。

創業300有余年の老舗 沢の鶴が造った新しいお米の純米大吟醸、ぜひ一度お試しください。

→NADA88公式サイトへ

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